好奇心の赴くままに

全て気分です。

断乳を決意した日

  授乳をいつまで続けるか。

 私は一人目の娘が生まれてからずっと悩んでいた気がします。母乳の出はよかったのですが、「乳首を吸われるのが不快」でした。

 もちろん娘の事は大好きで飲んでる姿も可愛いとは思うのですが、授乳中はずっと鳥肌が立っていてなんとも言えない嫌悪感が私の中にずっとありました。

 こんな自分は母親失格なんじゃないかと母に相談すると「私もそうだったよ」と頷かれました。続けて、そういう人(授乳に対して嫌悪感を抱く)は少なくはないと言われ目から鱗でした。が、同時に私だけじゃないと分かるとそういうこともあると腑に落ちた気がします。

 それでも卒乳で子が望むまで我慢しようと思っていたのですが、一人目の娘はとにかく哺乳瓶が大好きで母乳を拒否してしいたので、三ヶ月頃にすんなり卒乳しました。「なんだ、卒乳楽勝じゃん」なんて思っていたのが、大きな間違いでした。

 

  おっぱい星人の誕生

  二人目の娘は一人目のときとは違い、哺乳瓶が大嫌いで母乳大好きっ子でした。それでも九ヶ月頃を目安にミルクに移行したかった私は一日に数回ミルクを何とかあげて続けていたのですが、十ヶ月をすぎた頃に突発性発疹にかかり、高熱と湿疹の不快さからか今まで大好きでぱくぱく食べていた離乳食も食べず、哺乳瓶は投げ捨て、四六時中おっぱいを求めるように泣き叫ぶ娘に「熱があるときは可哀想だし、脱水症状も怖いなぁ。とりあえず、今は哺乳瓶を気にせずにおっぱいをあげればいっか」と高熱の続いた三日目間ほどミルクをやめて母乳を与えてました。

 だけど、これを機に完全に復活した娘は哺乳瓶を完全に拒否を示すようになり、おっぱいを飲めるまで泣き叫ぶ上に離乳食も食べない、お茶も飲まない、無理やり飲ませたミルクは吐き出す…。半日粘ったのですが、おっぱいをあげ続けた私が悪かったと、罪悪感からかその日を境にミルクをあげるのをやめて望む時に母乳を飲ませることにしました。

 そうして段々とおっぱい依存が強くなった娘は何か気に入らないことがあるとおっぱいを求め、昼寝も夜も添い乳じゃないと眠れず、夜は1時間半経つと必ずおっぱいを探して泣き叫ぶ見事なおっぱい星人になってしまいました。それでも一人目の時の楽さが頭にあった私は「まぁ、いつかやめれるだろう」なんて甘い考えをしていました。

 

  きっかけ

  それから一ヶ月経ち、私はようやく「このままではヤバいんじゃないか」という思いがふつふつと湧き上がりました。添い乳による虫歯の心配に付け加え、頻度に起こる夜泣きに母子ともに寝不足、度重なるおっぱいトラブルetcに断乳という言葉が頭に過ぎりました。「でも、急にやめたら可哀想か」とその時は断乳を諦めました。

  だけど、酷い夜泣きや度重なるおっぱいトラブルに一歳目前とした娘に私は断乳を決意しました。

 それからはネットで断乳について調べ

 

  • 離乳食を三食きちんと食べれるか
  • 固いものも歯で噛んで食べられるか
  • 一人歩きができるかどうか
  • おっぱいにトラブルがないか
  • 母子ともに健康であるか
  • 母乳以外の水分補給はできるのか

 

以上の項目を確認し、夫に協力してもらえる日に決行することにしました。