好奇心の赴くままに

全て気分です。

断乳一日目

  朝

  数日前から「おっぱいはこの日からもうないない」と声掛けはしていたのですが、離乳食を食べた娘はいつものようにおっぱいくれコールが始まりました。言葉で理解出来たなら苦労はしないかと、朝は抱っこをしたりテレビを見せてあげたりと気を紛らわせていましたが、おっぱいをくれないと分かると段々と泣き方は激しさを増し、断乳を始めて数時間で心が折れそうになる私に夫は「買い物に行こう」と提案してくれ、私はその言葉に大きく頷きました。

 

  昼〜夕方

  泣き叫ぶ娘の服を着替えさせ、車に乗せると泣いていたのが嘘のようにぴたりと止まりました。お店に着いてから泣かないかとハラハラしましたが、お店に着いても機嫌よくカートに乗り、キッズコーナーで遊ぶ娘の姿に私は安堵しました。お昼の離乳食もしっかりと食べ、いっぱい遊んで満足した娘は帰りの車で眠りました。

  家に帰ってからもお姉ちゃんと楽しそうに遊ぶ娘に「何とかなりそう」と思っていたが、唐突にそれはやってきました。17時を過ぎた頃、おもちゃを片手に私の方をじっと見ると、泣きながらおっぱいの方へと走って来ました。

  歌を歌ったり抱っこしてゆらゆら揺れてみたりするも、泣くは泣くは泣くは…途中で夕飯の離乳食は完食しつつも、食べ終わると思い出したように泣き叫ぶ。

  途中泣き止んだりもあったが、三時間近く泣き続けた娘は力尽きるように私の膝の上で寝るも、腕を離そうとせずにしがみついたまましゃっくりをあげる娘に少しだけ泣いてしまいました。"断乳は親も子も辛い"という言葉が嫌ほど分かりました。結局30分後に泣きながら目を覚まして、グズグズのままお風呂に入りました。

 

  夜

  予想はしていましたが、夫が抱いても私が抱いてもおっぱいを求めるように泣き叫びました。宥めるように「おっぱいないね〜。眠たいね〜。」と言いながら、背中をトントンし続けるも全く眠る気配無く。

 何度も「やっぱり飲ませて卒乳を待った方がいいんじゃないか」とか「もうあげてしまおう」と思いました。だけど、中途半端にするのが一番可哀想とどのサイトにもありましたので、心を鬼にして声掛けと背中をトントンし続けました。

 0時を過ぎてようやく泣き方に強弱が出来始め、そろそろ寝るかもしれないと思った夫は立って抱っこをしてゆらゆらすること数分、さっきまで泣いていたのが嘘のように寝落ちました。ようやく寝たと一安心したのも束の間、二時間おきに火のついたように泣き叫び、その度にお茶を飲ませて背中をトントンすると、泣き疲れからか私でもすんなり眠りました。

 

  一日目を振り返って

  分かりきっていた事でしたが、泣き叫ぶ我が子を見るのは辛かったです。あとは思ったよりも夫の協力が大きいです。なので、これから断乳しようという方は休日等を利用するといいかもしれません。(実際に私も連休を利用しました)

  娘以外に心配していたおっぱいですが、差し乳だったせいか、そこまで張らずに圧抜きも必要ありませんでした。

 残りの二日も決意が揺らぐことないように頑張ります。