好奇心の赴くままに

全て気分です。

断乳二日目

  朝

  朝起きてすぐにその違和感に気付きました。

 む、胸が…痛い…!

 嘘みたいに胸がガチガチで例えるなら岩。抱っこは勿論、身体を起こすのも横になるのも何をするのも痛い。まるで胸にずっと剣山が刺さっているような痛みに耐えながら朝ご飯を食べさせるも頭の中は胸の痛みばっかり…。

 本当は搾乳する気はなかったのですが、あまりにも痛いのでお風呂で圧抜きをするも…お猪口一杯程度抜いても痛いものは痛いー!!

 だけど、搾乳すればするほど結局また母乳が作られてしまう。泣く泣く我慢してお風呂から部屋に戻ると、乳を求めに泣き叫ぶ娘に何とか胸を当てないように宥めること一時間。昨夜の寝不足と泣き疲れで眠りに落ちると同時に冷蔵庫にダッシュして冷えピタと保冷剤で胸を冷やしてじっと痛みに耐えました。

 

 昼〜夕方

  お昼寝を一時間ほどして目覚めはよい様子。それに反して胸はカンカンに張るばかり。お昼ご飯を食べさせてから、二回目の圧抜きをしようとしてびっくり。胸とはいえない形をしたものがぶら下がっているではないか…。ぼこぼこになった胸に絶句しつつ二回目の圧抜きを開始。でも、まっしになる事はなくやっぱり痛いまま…。

 じっとしてるから余計痛みに気を取られるのかもと考えた私は、娘二人を連れて公園に。お外で好きなだけ遊べる娘を眺めつつ、立ってるだけでも痛い胸に何をしてもダメだと悟りました。

 15時頃帰宅しておやつを食べさせると眠たそうな素振りを見せるも、やっぱりおっぱいが欲しくて泣く泣く…結局寝付いたのは夕飯を挟んで何と18時。こ、これは嫌な予感がするぞ…。

 

  夜

  嫌な予感は案の定でした。一時間半程で起こしてお風呂に入れるも、変な時間に眠った娘はお目目ぱっちり。そして喋る気力すら無くなるほど痛い胸。ようやく仕事から帰ってきた夫に寝かし付けを頼み、三度目の圧抜き。

 断乳は壮絶だと聞いていたけど、ここまでとは。泣き叫ぶ娘の姿は可哀想だし、寝不足で今にも倒れそうだし、胸は涙が出るほど痛いし…でも、だからこそ今回で成功させたい!改めて、強く決意し、部屋に戻りました。

 すると、泣きしゃっくりをあげながらも眠る娘。夫に聞いてみると、抱っこですんなり眠ったそうです。よかったよかった…と思ったのもほんの束の間。2時頃にいきなり火のついたように泣き叫んで起きる娘。お茶をあげても夫が抱っこをしても泣く泣く…まだ胸も痛い。寝不足や痛みでイライラするのを通り越して、無の境地にいるような感覚であやす私。(後日、夫曰く某ボクシングマンガの主人公の最後の姿だったとか…)一時間ほど背中をトントンしてようやく眠った娘に倒れ込むように私も眠りにつきました。

 

  二日目を振り返って

  娘もそうだけど、何より胸の痛みが一番辛かったです。いろいろ調べてみると、二日目に断乳を諦める人が多いとか。

 後からそのことを知ったけど、痛いほどその気持ちが分かる気がします。何をするにしても胸は痛いし、娘はこれでもかってくらい泣くし、断乳一日目の寝不足で頭は回らないし…。魔の二日目と言われるだけある…。でも、何とか耐えて二日目を過ごすことが出来てよかったです。

 余談ですが、断乳中はあまり水分と食事を取らない方がいいそうです。私は単純に胸が痛すぎて二日目はほとんど何も飲まず食べれずでしたが、一日目は普通に食事してました(笑)乳腺炎の心配もあるので、これから断乳する方は断乳中は食事に気を付けて下さいね。