好奇心の赴くままに

全て気分です。

離乳食

  子どもを産んで五ヶ月経った頃にぶち当たる壁の一つ離乳食について今日はだらだらとお話したいと思います。

 

  一人目のときは六ヶ月から離乳食をスタートさせました。初めての子という事もあり、初日の離乳食作りは楽しんで作りました。

 が、全く食べようとしない。最初はこんなものかと思っていたけれど、いくら日にちが経てど経てど食べない我が子。

 それでも離乳食の本を読んでいろいろ試行錯誤を重ねた結果、ほうれん草とリンゴを煮たものを初めて食べてくれました。その頃には離乳食作りが楽しいなんて気持ちはなく、ただひたすらにどうすれば食べてくれるのか。それだけを考えていました。

 もちろん個人差によって離乳食を食べない子がいるのはその当時も理解していましたが、やっぱり周りの子が食べ始めているのに、ミルクしか飲まない我が子を見てると不安になるんですよね。何せ初めての育児ですから、「私の作り方が悪いのかな。」「私の食べさせ方が違うのかな。」とどれほど自分を責めたか…。だからこそ、初めて喜んだ食べてくれた時は涙ぐんでしまいました。

 それからは離乳食を食べたり食べなかったりと、基本的に他の子よりも離乳食はあまり食べない子でした。時には作った離乳食を全て廃棄しないといけないほど、食べない日が続いた時もありましたし、逆に驚くほど食べる時もあったりととにかくムラがひどかったです。

 そのせいか離乳食に疲れ果てた私は一歳になる娘に"わざわざ離乳食じゃなくてもいいか"と半ば投げやりにお粥から白ご飯に変えると、食べる食べる…。まさか、とおかずも薄味で大人と同じ物をあげると、喜んで食べるじゃないか。

 そのときになって初めて分かったのですが、上の子は何と柔らかい離乳食が苦手で、固いご飯がよかったみたいです。五歳になった今では回転寿司で五皿も食べるようになりました(笑)

 

  次に二人目の離乳食を迎えた私は上の子の時と違って離乳食を作る時間も余裕もなかった上に、どうせ頑張って作っても食べなくて全部捨てるんだろうなと思った私は最初の10倍粥以外はビーフードを購入することにしました。

 すると、意外な事に初日の10倍粥からめちゃくちゃ美味しそうに食べるじゃないか…。

 たまたまかと思われたそれはたまたまなんかではなく、何を食べさせても全て平らげて、その上おかわりを要求するじゃありませか。

 上の子とは全く違う反応に困惑しつつも、私はふと一つある考えが浮かびました。「これ私の手作りの離乳食だったら食べないのかな。」

 もし、そうなったら上の子は離乳食が嫌いというよりも、私の離乳食が嫌いという悲しい事実を知ることになるのですが、どうしても気になった私は離乳食を久しぶりに作って恐る恐る下の子に食べさせてみると…いつもと同じようにぺろりと平らげる下の子。

 私の離乳食は不味くなかったんだ。と安心すると同時に本当に何でも食べてくれる下の子に離乳食で心配することは何もなさそうだと改めて胸を撫で下ろしました。

 が、食べ過ぎも困ったもので…食べ物に敏感になった下の子は袋の音で食べ物があると認識し、ちょうだいちょうだいと泣きながらせがみ、離乳食をたらふく食べてから更にパンを平らげたりと見事に大食漢になってしまいました。

 体重は今のところ平均なのですが、この生活を続けていると、次第に身になるのかな…と不安になりつつも、体重が平均ということは普段それだけ消費出来ている証拠だから大丈夫なのか、と悶々と悩んでおります(笑)

 

  結局、どうであろうと離乳食、いや、育児の悩みって尽きませんよね。これからも試行錯誤を重ねて我が子と向き合っていきたいと思います!